レースをやめたとはいえ、私の人生はまだバイクと関わっている。多くのライダーがレース後にこのスポーツに愛想を尽かしてしまうが、それはレースがあまりに濃密な期間であったためで、レース後は完全なリセットと新たな章を切望するものだからだ。しかし私は、長年にわたって多くのものを得てきたこのスポーツに何かを返したいと常に感じていた。その結果、地元のコミュニティで、ライダーが私と同じようにサイクリングの楽しみを得られるよう手助けすることに時間を費やしたいと思うようになった。
そのひとつがピナレロで、ウィルムズロー店から女性サイクリング・コミュニティを作るために密接に協力してきた。レースをやめて以来、これは私の情熱であり、2週間に1度、土曜日に女性ライドをリードするのが毎分の楽しみだ!
グラベルの世界はまた、サイクリングのまったく新しい側面に目を開かせてくれた。私にとってグラベルは、ビジネスや自動車から離れ、騒音から逃れ、森の頂上まで走って景色を楽しむことができる場所だ。