初心者ロードサイクリストの服装

ロードバイクを始めるのはワクワクしますが、何を着ればいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。パッド入りショーツから通気性抜群のジャージまで、女性用サイクリングギアは快適性、性能、スタイルの面で大きく進化を遂げています。

このガイドでは、ロードバイク初心者のためにサイクリングウェアに関する全てを解説します。必須アイテム、天候への配慮、役立つヒントを網羅し、初めてのライドから自信を持って快適に過ごせるようサポートします。

基盤:パッド付きサイクリングショーツ

最も重要な装備品は?パッド入りサイクリングショーツです。長距離走行時に坐骨を保護し摩擦を軽減するよう設計されています。

快適性とパフォーマンスをさらに高めるには、ビブショーツ(肩ストラップ付きで、カジュアルなライドに適したウエストショーツより安定性が高い)を検討しましょう。

コツ:サイクリングショーツの下に下着を着用しないでください。パッド(シャモア)は肌との直接接触を前提に設計されており、擦れを防ぐためです。

通気性サイクリングジャージ

優れたジャージは汗を発散させ、体温を調節し、スナックや鍵、携帯電話を収納できるバックポケットを備えています。ずり上がらず、十分な伸縮性とサポート性で最高の快適さを提供する、女性専用フィットのものを選びましょう。

コツ:特に視認性の低い状況で走行する際は、交通から視認されるよう、明るい色や反射素材のディテールを選ぶことをお勧めします。

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スポーツブラとベースレイヤー

何と言っても、サポート性の高いスポーツブラと吸湿速乾性のあるベースレイヤーは、特に長距離ライドや天候の変化が激しい状況で大きな差を生みます。

コツ:軽量ジャージの下にノースリーブのベースレイヤーを着用すると、夏は涼しく、春先や秋は暖かく過ごせます。冬場でも吸湿速乾性のあるベースレイヤーは重要です。肌に汗が残っていると、下り坂で冷えを感じる原因になるからです。

サイクリングシューズとクリップインペダル

フラットペダルとトレーニングシューズから始めることもできますが、効率とパワー向上のため、最終的にはクリップインペダルと硬いソールのサイクリングシューズへのアップグレードが望ましいでしょう。

混雑した道路に出る前に、静かな場所でクリップインとクリップアウトの練習をしましょう。最初はかなり違和感を感じるかもしれません。

ヘルメット、必須

ヘルメットは必須です。ぴったりとフィットすることを確認してください。調節可能なストラップと十分な通気性を備えたものを選びましょう。また、大きな衝撃を受けていなくても、ヘルメットは5年ごとに交換する必要があります。

コツ:あごひも下に指を2本以上入れられないことを確認してください。これで十分なフィット感が保たれます。

手袋とアイウェア

パッド入りサイクリングミットは手の負担を軽減し、グリップ力を向上させます。転倒時の手の保護にも役立ちます。冬場はロングフィンガーグローブが必須アイテム。手を温かく保つことで、適切な変速やブレーキ操作が可能になります。

サイクリングサングラスは風や飛来物、紫外線から目を保護します。特に長距離ライドを始める際には、絶対に外せない装備です。

コツ:光量の変化が激しい環境で走行する場合は、フォトクロミックレンズを選ぶと良いでしょう。

Two female cyclists wearing Le Col kit riding through the city

天候に合わせた重ね着

天候が不安定または変わりやすい時は、軽量ジャケット、アームウォーマージレで重ね着を心がけましょう。

コンパクトに収納できる軽量レインジャケットは春夏のライドに必須アイテム。冬場に寒さを感じた時のために、バックポケットに入れておくのもおすすめです。

膝用・腕用ウォーマーは変わりやすい天候に最適です。長距離ライドに出かけると、朝は寒くても途中で体が温まることがあります。

寒い季節には、保温性のあるビブタイツ、長袖ジャージ、防風ジレを選びましょう。

最終的な所感

ロードバイクを始めるにあたって、一からウェアを揃える必要はありませんが、必須アイテムを揃えることで、より安全で、より楽しく、よりスタイリッシュなライドが実現します。初めての20kmライドに出かける時も、より大きな目標に向けてトレーニングする時も、着るものは、路上での快適さ、自信、安全性に重要な役割を果たします。